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KAIRクリニック

Column コラム

目の下のクマとり🐻について

2024.07.25
美容外科
目の下のクマとり🐻について

今日は目の下のクマとりに関して3つの方法をご紹介していきます。

まず脱脂のみです。切らないくまとりと呼ばれていたりもします。
こちらはシンプルで、出てきてしまった膨らみの原因である眼窩内脂肪を目の裏側から取り除くやり方です。
裏側を切開するため、糸がついたりすることもないですし、術後に傷口が目立たないのが特徴です。

次に脱脂+脂肪注入(ヒアルロン酸)についてです
脂肪注入の代わりにヒアルロ酸を入れる場合もあります。
こちらは脱脂を行うと目の下が窪んでしまったり、ゴルゴラインが目立ってしまう方に対して行われます。
脂肪採取は太腿や腕から行うことが多いです。目の下だけでなく法令線やおでこ、コメカミも同時に入れれるので
その部位が気になっている方は一緒に注入して凹みやしわを改善することが可能です。

最後に裏ハムラです。
こちらは目の下の結膜と呼ばれる場所を切開して目の下の脂肪を凹みに合わせて移動する方法です。
脱脂だけを行うと目の下が窪んでしまったり、ゴルゴラインが目立ってしまう方が適応となります。
脂肪注入などを行って凹みを埋めるのではなく、膨らみの原因となっている脂肪を除去するのでなく凹みに移動させてしまおうというやり方です。
こちらの方法は定着率などが良いため、一度の施術で凹みとクマが改善します。
脂肪が余程少ない方でない限り、施術後に脂肪やヒアルロ酸を入れたりしなくても大丈夫です。

以上目の下のクマ改善の方法について大まかに説明しました。
各術式の細かい方法やメリット、デメリットは下記を参考にしてみてください。
それぞれおすすめの方や注意点をまとめています。

 

◯脱脂のみ 
インスタなどで紹介され一躍有名になった方法です。切らないたるみ取り、切らないくまとりなどと言われていることもあります。しかし、実際は目の下の結膜と言われる場所を切開し、脂肪を押し出して除去していく方法です。しっかりと取り切れば再発することはまれな施術です。
その場合、脂肪がなくなることで凹みやゴルゴラインと呼ばれる目の下の凹みが目立ってしまう方が日本人には多くいます。
「脱脂の際に量を調整して凹まないようにする」ということも可能です。
しかし取る量で調整を行う方法は微調整が難しいため、左右差が出てしまったり、膨らみが残ってしまう、凹みが出てしまうということが多いです。
また取った直後はちょうどい感じになっても、残した脂肪は再度出てきてしまうため、数年か早ければ数ヶ月後に再手術が必要となってしまいます。
そのため脱脂のみで長期的に綺麗な仕上がりにすることは難しく、手術直後に一時的に綺麗になっても効果を長持ちさせることが難しいです。
凹みが出てしまった場合は手術のあともメンテナンスとして脂肪注入やヒアルロン酸注入を行わないといけなくなってしまいます。

メリット
費用が安くなりやすい
3つの術式の中で1番ダウンタイムが短くなりやすい

デメリット
脱脂をすることで数年後に目の上の脂肪が落ちてきて、再発・目の上が窪んでしまうリスクがある
凹みやゴルゴラインが目立ってしまうことが多い
凹みやゴルゴラインを目立たせない場合、膨らみを1回で取りきらないため再発してしまう可能性が高い
手術が終わった後もヒアルロン酸などを定期的に打たないといけなくなってしまう可能性がある

 

◯脱脂+脂肪注入(ヒアルロン酸)
脱脂を行うと目の下の凹みやゴルゴラインが目立ってしまう方にお勧めされます。脱脂のデメリットを補う目的で凹みが出た場所に脂肪やヒアルロン酸を注入して膨らませます。きちんと行えばくまとりに対して非常に効果を発揮します。しかし最近、凹みが目立たない方でも脂肪注入を勧められたりすることも多いためしっかりと自分が行った方がいいのか検討することが必要となります。
クリニックによっては脂肪注入をつけないと施術できないと言って脱脂のみではやってくれないところもあるため、複数のクリニックで診察を受けることをお勧めいたします。

メリット
脱脂のデメリットを補えるため凹みが出る方には非常に有用
採取した脂肪を他の凹みに注入することも可能です(法令線やおでこなど)

デメリット
脱脂をすることで数年後に目の上の脂肪が落ちてきて、再発・目の上が窪んでしまうリスクがある
脂肪吸引+脂肪注入の費用がかかるためコストが高くなる
脂肪を他のところから取ることが多く、ダウンタイムが少し長引いてしまう
脂肪の定着状態によっては凹みが再度出てしまったり、逆に膨らみとなってしまうことがあります。そのため脂肪の除去や追加注入が必要になることがある
ヒアルロン酸注入の場合定期的に注入することが必要になる
脂肪が変性ししこりや石灰化などのトラブルとなることもある

 

◯裏ハムラ
最近注目されていて膨らみの原因となる眼下脂肪を取り除くのではなく、凹みやゴルゴラインに合わせて移動する方法です。
脂肪注入は別の場所から脂肪を持ってくることでコストがかかったりトラブルが起きてしまうことがあります。
それならせっかく近くにある脂肪を除去するのではなく、凹みに合わせて移動してしまおうというのが裏ハムラ法です。
この方法によってクマとりをおこなうと凹みが出てしまう方でも、脂肪注入やヒアルロ酸注入なしでクマと凹みを改善することができます。

メリット
脂肪注入などを行わないため、脂肪注入のダウンタイムやリスクを負わずにクマや凹みを改善できる
脂肪の定着がほぼ100%であるため術後ボリュームが減ることがない
脱脂のデメリットである再発、数年後に目の上が窪んでしまうというリスクがない

デメリット
抜糸などが必要となることもありダウンタイムが脱脂のみと比較して長くなってしまう
脱脂のみや脱脂+脂肪注入と比べて複雑な術式であり日本では施術できるクリニックが限られてしまう

 

 

脱脂のみ

脱脂+脂肪注入(ヒアルロン酸)

裏はむら法

メリット

費用が抑えられる

ダウンタイムが比較的短い

・脱脂のデメリットを補えるため凹みやゴルゴラインが目立つ方にも有効

・採取した脂肪を他の凹みに注入することも可能です(法令線やおでこなど)

・脂肪注入などを行わないため、脂肪注入のダウンタイムやリスクを負わずにクマや凹みを改善できる

・脂肪の定着がほぼ100%であるため術後ボリュームが減ることがない

・脱脂のデメリットである再発、数年後に目の上が窪んでしまうというリスクがない

デメリット

・目の上の脂肪が落ちてきて、再発したり目の上が窪んでしまう

・凹みやゴルゴラインが目立ってしまう可能性がある

・術後ヒアルロン酸などを定期的に打たないといけなくなってしまう可能性がある

・目の上の脂肪が落ちてきて、再発したり目の上が窪んでしまう

・脂肪吸引+脂肪注入の費用がかかるため脱脂よりコストが高くなってしまう

・注入する脂肪を他の部位から取るためダウンタイムが長引く

・脂肪の定着状態によっては脂肪の除去や追加注入が必要になることがある

・脂肪が変性し、しこりや石灰化などのトラブルとなることがある

・抜糸などが必要となることもありダウンタイムが少し長くなってしまう

・脱脂のみや脱脂+脂肪注入と比べて複雑な術式であり沖縄では施術できるクリニックが限られてしまう

 

目の下のクマ改善クリニックの選び方
どの施術が一番良いかということはお客さん1人1人によって違います。かけられるコストやダウンタイム、再発したくない、ほかに脂肪注入を施術したい場所があるのか、脱脂のみでよくなるのかなど色々な要素を考慮しないといけません。
特定の施術方法のみを推しているクリニックにでは施術を行わないようにしたほが良いです。
それはドクターがその施術しかできない可能性が高いからです。特に『脱脂のみ』は美容外科を始めて数ヶ月のドクターでもできてしまうためよくアピールしているところが多いです。本当は脂肪注入や裏ハムラの方が適応なのに、脱脂のみで綺麗になると言ってお客さんに脱脂のみでいいという風に錯覚させてしまうことになります。
その結果、今度は凹みが目立ってしまい、脂肪注入やヒアルロン酸を継続的に入れなくてはならなくならない方も当院にはご相談にいらっしゃいます。
脱脂の施術が悪いわけではありません。当院でも脱脂の適応の方や希望される方には施術を行なっております。
大事なことは選択肢を出すことができ、お客さんそれぞれにあった施術をご提案できることです。
カイールクリニックではクマとりの全ての施術を行うことができるため、安心して治療を受けていただくことが可能です。

沖縄でクマとりをご検討の方はぜひ一度カイールクリニックにお越しください。